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私の逆ハー性活
第8章 ペットと彼女の狭間






何か嫌な予感がして、ドアを開きながらドクンドクンと鼓動が速まる。

部屋から出て、リビングに集まった三人を見ても、その不安が消える事はなかった。

そんな璃子が声を掛けると。



「翔さん……夕君、龍ちゃん……」



三人は振り返る。

三人共驚いた顔で。

そして、



「璃子ちゃん……今の話聞いてた?」



翔からそう質問されると、首を横に振った。

その反応に翔がホッと安心した顔をすると、知らないふりをして正解だと璃子も何故か安心した。

しかし……





「璃子、二人でこの家から出て行きたいんだろ? それなら……出て行く代わりに兄貴の秘密を知って貰う必要があるけど、良いのか?」





夕からそう尋ねられ、一瞬体や顔を強張らせた。
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