この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私の逆ハー性活
第8章 ペットと彼女の狭間
何か嫌な予感がして、ドアを開きながらドクンドクンと鼓動が速まる。
部屋から出て、リビングに集まった三人を見ても、その不安が消える事はなかった。
そんな璃子が声を掛けると。
「翔さん……夕君、龍ちゃん……」
三人は振り返る。
三人共驚いた顔で。
そして、
「璃子ちゃん……今の話聞いてた?」
翔からそう質問されると、首を横に振った。
その反応に翔がホッと安心した顔をすると、知らないふりをして正解だと璃子も何故か安心した。
しかし……
「璃子、二人でこの家から出て行きたいんだろ? それなら……出て行く代わりに兄貴の秘密を知って貰う必要があるけど、良いのか?」
夕からそう尋ねられ、一瞬体や顔を強張らせた。