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私の逆ハー性活
第10章 その後の逆ハー性活



そのまま2時間程2件の不動産屋を回り、カフェで食事を取ると、気付けばあっという間に空は薄暗くなっていた。



結果的に言えば、皐月と璃子は気に入った部屋のある不動産屋と契約し、来週からそこで暮らす事にした。




あとは夕と龍太郎をどう説得するか、ということが難題だが。



……今の二人には、そんな事はどうでも良く。

璃子にとっては、目の前にいる皐月の方が確実に難題……。





「璃子ちゃんを抱きたい。……しよう?」





ベッドの上で皐月から覆い被さられ、真剣に見つめられ、ストレートに言われると。

璃子は緊張のあまり固まって動けなくなる。





このラブホテルに入るまでは自然だった。




食事の後に皐月から「この後どうする?」と尋ねられ、二人きりになりたいと答えたのは璃子の方だった。




それも勇気を出して、何とか言えたのだが。




……どうしよう。皐月さんの事が好き過ぎて、触られるだけで気絶しそう。




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