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私の逆ハー性活
第10章 その後の逆ハー性活


***


「皐月さん、私お風呂に入ってきますね?」



行為が終わると、璃子は隣で眠っている皐月に声を掛けながら体を腰まで起こした。

するとすぐに腕を掴まれたのだが。



「ダメ。行っちゃやだ」



子供のように甘えてくる皐月に戸惑いながら、胸をキュンとさせる。

仰向けに寝た状態で璃子へ視線を向け、皐月は手を放そうとしない。

それどころかゴソゴソと布団から抜け出て、体を起こし璃子の体を後ろから抱きしめると、甘く囁く。



「ね、もう一回しよう?」

「さ、皐月さ……今したばかりなのに……」



璃子は慌てて、そう返事をするしかなく。

しかしお尻に当たっている硬いモノにすぐ気づいて、言葉を失った。

申し訳なさそうに言う皐月の言葉が、より璃子の羞恥心を煽る。



「ごめんね、したばかりなのにもう勃っちゃった」

「っ……」

「璃子ちゃんが彼女だと思うとね、嬉しくて。だから……よいしょっと」




そのまま何故か璃子をお姫様抱っこする皐月。

璃子はその皐月の行動に驚き、目を見開いた。




「皐月さん!?」




このまま何をされるのか分からず頭が混乱する。

しかし皐月は相変わらずマイペースにベッドから降り、歩き出す。




「お風呂入ろっか」




その言葉は璃子へ拒否権を与えず、ただ浴室へ連れていかれる事を告げるだけだった。
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