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私の逆ハー性活
第2章 翔の愛
毎日一人ずつ抱かれ、たまに他の二人が乱入してくる事もあり複数で行為に及ぶ事もある。
夕も龍太郎も抱き方や性癖は違えど、毎回必ず決まって言う言葉は翔と一緒。
『璃子、愛してる』
『璃子さん、愛してる』
……その言葉が印象強くて、三人の性器なんて気にしたことがない。
だから翔に答えられるわけも……
「分かり、ませんっ……あっ、ああっ……!」
「へぇ。嘘つくんだ? 本当は比べてるくせに」
「比べて、なんてない……! あっ、あっ、あっ……!」
璃子の言葉が不服だったのか、翔は激しく抽送し始める。
それと同時に、璃子の両手と天井を繋ぐ鎖がガチャガチャと音を立て、ベッドが揺さぶられるようにギシギシと軋む。
璃子はこの状況で翔の機嫌を取りたいものの、翔から続けて言われた言葉に愕然とした。
「じゃあ、二人に直接比べさせて貰う? 二人共、テレビで俺達のこと、見てると思うから」
「テレビ……? あっ、あっ、あっ……!」
翔の言ってる意味をすぐに理解出来なかった。
そんな璃子に、翔が腰を動かしたまま追い打ちを掛ける。
「今俺達がSEXしてるとこ、ビデオカメラで撮影してるんだよ。で、その映像が夕と龍の部屋のテレビで見れるようになってるんだよね」
「そ、んな……あっ、やだ……あっ、あっ……! 消してください、ビデオ……! 写さないでぇ……!」
今のこの淫らな行為を夕と龍太郎から見られているなんて、想像しただけで璃子の顔からは血の気が引いていく。