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貸出奴隷 裕美子
第11章 6日目 ~美樹~
「絵里、蝋燭を用意しなさい。10本でいいわ。それから一本鞭を2本」
「はい、美樹様」
今日の裕美子さんへの責めは、蠟と鞭からのようです。「10本」ということから、どのようにお使いになるのかが分かります。私は1つ1つの蝋燭に紐を結び、大きく開かれた裕美子さんの両足の間の位置に天井から吊るして火をつけて行きます。
「・・あ・・・あぁ・・」
開かれた足の内腿、ふくらはぎ、膝の裏・・・そしてお尻の穴、さらには無毛の局部にも、10本の蝋燭から無常な赤い蠟がポタポタと垂れ始めます。
「あぁっ・・・あ・・っ・・ありがとう・・ございます・・・美樹様・・」
裕美子さんのお礼の言葉が合図であったかのように、美樹様が鞭を手にして距離を取られます。そして私も同じように。裕美子さんは、10本の熱蠟の雨の下で鞭を受けるのです。
「鞭のお願いが聞こえないわね」
蝋燭のお礼だけでは美樹様はお許しになりません。感謝して責めを受けることはもちろん、どのような責めも自分からお願いするのが奴隷の作法です。
「も・・申し訳・・ありません・・・美樹様・・裕美子に・・・裕美子に鞭をくださぃ・・」
「たっぷり泣きなさい」
するどく空気を切って、美樹様の一本鞭が飛びます。
「ああぁーーっ」
次いで私も。2本の鞭が交互に、絶え間なく裕美子さんを襲うのです。
「あっ・・あ・・・・」
鞭に身をよじれば吊られた滑車を通じて蝋燭が揺れ、熱蠟の量が増して裕美子さんを一層苦しめます。と言って、双方向から立て続けに振るわれる鞭に、身をよじらずじっとしていることなどできるはずもありません。
「あぁっ・・・ぐっ・・・うう・・・あがっ・・・あ・・ありがとう・・・ございます・・美樹様・・絵里様・・・ああっ・・」