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貸出奴隷 裕美子
第11章 6日目 ~美樹~
裕美子さんの身体を埋め尽くした100ほどの洗濯バサミ。美樹様は、その全部をつないだ紐の先を手にされて、ツンツンと引っ張りながら、
「何をされるかわかるわね、裕美子」
と、怯えて首を振る裕美子さんの反応を楽しげに見ていらっしゃいます。
「ぎゃぁーーーーっっ・・・」
美樹様が、手にしていた紐を突然強く引きました。10数個ほどでしょうか、太股やお尻につけられていた洗濯バサミが、一気に外れました。
「あぁっっ・・あっ・・あっ・・」
縛られたままで、激痛の走る箇所を押さえることもできない裕美子さんには、ただ泣き叫ぶことしかできません。
「裕美子、お礼は?」
「あぁ・・あ・・ありがとう・・ございます・・・美樹様・・」
こんな凄惨な責めの合間にも感謝の言葉を求める美樹様・・・今さらですが、絵里も改めて美樹様のことが恐ろしくなりました。
「20個も外れなかったわね。裕美子、まだまだ楽しめるわよ。嬉しいわね」
「・・は・・・はぃ・・美樹様・・ゆ・・裕美子は・・こんなにきつく責めていただいて・・・幸せな奴隷・・です・・あーーーーぁっっっ」
言い終わらない内に、美樹様がまた無情に紐を引かれました。弾け飛ぶように外れておどる洗濯バサミの中には、ラビアにはさまれていた6つも含まれていました。