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貸出奴隷 裕美子
第11章 6日目 ~美樹~
「あぁーーーーーーーーーっっ」
さらに2度、美樹様によって乱暴に紐が引かれ、裕美子さんの身体を埋め尽くした残り60程の洗濯バサミが一気に引き剥がされました。
「あぁっ・・・あ・・あ」
「阿鼻叫喚」とでも言うのでしょうか。この上ないほどの悲鳴が長く続いたあとも、裕美子さんは、ハァハァ と胸と肩を上下させ、流れる涙と鼻水をぬぐうこともできずに喘いでいます。
「お礼はどうしたの!」
ビシィーッ と、美樹様の鞭が裕美子さんに飛びます。
「ぎゃっ・・・も・・・申し訳・・ありません・・美樹様・・・厳しいご調教を・・あ・・ありがとう・・ございますっ・・」
「こんなにされて、嬉しいわね、裕美子」
「・・は・・はぃっ・・美樹・・様・・・裕美子は・・う・・嬉しぃ・・です・・」
「そう。そんなに嬉しいなら、もっとしてあげるわね」
美樹様はそう言うと、今乱暴に引き剥がしたばかりの洗濯バサミを、再び裕美子さんの乳房につけようとなさいます。
「あぁっ・・・み・・美樹様・・・」
裕美子さんは、思わず首を左右に振って、哀願するような表情を美樹様に向けました。
「あら、何かしら。まさか私の責めを受けたくない、なんて言うんじゃないわよね」
美樹様はどこまでも冷酷で恐ろしい方でした。
「あぁ・・・い・・いぇ・・・決してそのようなことは・・・み・・美樹様・・どうか裕美子に・・もう一度・・洗濯バサミをくださぃ・・・」
言い終わらない内、裕美子さんの両目からは大粒の涙がこぼれました。