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貸出奴隷 裕美子
第11章 6日目 ~美樹~
「あぁっっ・・・うぐっっ・・」

裕美子さんは、身体の震えをとめられなくなっていきます。

「尻をあげなさい。もっと高く!」

「あぁ・・は・・はい・・・美樹様・・」

美樹様のご命令に添うべく立てようとする膝はがくがくと震え、そのさなかも絶え間なく降りそそぐ熱蝋が無情に裕美子さんを苛み続けます。

「あっ・・・あっ・・み・・美樹様・・・絵里様・・あ・・ありがとう・・・ございますっ・・あぁっっ」

裕美子さんは強いられた姿勢を必死に保ちながら、感謝の言葉を繰返しました。本当に健気な裕美子さんです。

それでも美樹様の責めが緩むなどということはなく、それどころかさらに厳しさを増します。美樹様は、膝を立てさせたことでできた、裕美子さんの身体と床との間の空間に蝋燭を持っていかれ、お尻と同じように、今度は裕美子さんの乳房と乳首に直接炎を這わせていかれました。ここで長く飼っていただいている私でも、受けたことのない責めです。

「あがっっっ・・・あぅっっ・・熱いっ・・熱いですっ・・美樹様っ・・・」

「嬉しいわね、裕美子」

「あがっ・・は・・はいっっ・・美樹様・・・ありがとう・・・ございますっっ・・」

余りに凄惨で見ていることができず、思わず目をそらしてしまうという私の粗相も、美樹様は見逃されるようなことはありません。

「絵里。裕美子を見て、しっかり責めなさい。今度目をそらしたら仕置きよ」

「は、はい、美樹様。申し訳ありません」

さきほどまで美樹様がなされていたように、私も裕美子さんのお尻を火で炙ります。

裕美子さんの悲鳴がさらに高く室内に響く中、思いがけないことに、達也様が地下室に入って来られました。

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