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貸出奴隷 裕美子
第12章 7日目 ~達也~
達也様は裕美子さんを立たせると両手首を揃えて縛り、その縄を天井近くにある梁に通して引き絞り、裕美子さんがつま先立ちになる位置で固定なさいました。鞭に対してもっとも無防備で、ここの奴隷が鞭打たれるときに、しばしば強いられる姿勢です。
達也様は、裕美子さんの怯えた表情や身体の震えを楽しまれるかのように、両手を吊られた裕美子さんのまわりをゆっくりと一周されました。そのまま、さまざまな種類の鞭がきれいに並べられた壁のところに行かれます。
「さて・・」
達也様が手に取られたのは、この地下室に備えられた中では一番長い、250センチの一本鞭でした。祐二様は良くご存じの通り、長さのある一本鞭は、最初に身体に触れた箇所を基点としてその先の部分が巻き付き、奴隷の身体を苛みます。奴隷を泣き叫ばせずにはおかない厳しい道具です。
達也様は裕美子さんから少し距離を取り、横からはらうようにして最初の一撃を放ちました。
「ああぁぁーーーっっ・・あ・・ありがとう・・・ございます、達也様」
鞭は裕美子さんのわき腹のあたりにヒットし、次の瞬間、裕美子さんの腹部を1周以上する形で鋭く巻き付きました。たった一発で、裕美子さんのそこには、くっきりと赤い鞭痕が記されました。
「あと何発だ、裕美子」
「・・あ・・あ・・は、はぃ・・・あと二千・・2799発です・・」
この衝撃があと2799回繰り返されることを裕美子さん自身の口で言わせ、身体だけでなく奴隷の心をどこまでも抉られるのが、達也様の恐ろしさなのです。
達也様は、裕美子さんの怯えた表情や身体の震えを楽しまれるかのように、両手を吊られた裕美子さんのまわりをゆっくりと一周されました。そのまま、さまざまな種類の鞭がきれいに並べられた壁のところに行かれます。
「さて・・」
達也様が手に取られたのは、この地下室に備えられた中では一番長い、250センチの一本鞭でした。祐二様は良くご存じの通り、長さのある一本鞭は、最初に身体に触れた箇所を基点としてその先の部分が巻き付き、奴隷の身体を苛みます。奴隷を泣き叫ばせずにはおかない厳しい道具です。
達也様は裕美子さんから少し距離を取り、横からはらうようにして最初の一撃を放ちました。
「ああぁぁーーーっっ・・あ・・ありがとう・・・ございます、達也様」
鞭は裕美子さんのわき腹のあたりにヒットし、次の瞬間、裕美子さんの腹部を1周以上する形で鋭く巻き付きました。たった一発で、裕美子さんのそこには、くっきりと赤い鞭痕が記されました。
「あと何発だ、裕美子」
「・・あ・・あ・・は、はぃ・・・あと二千・・2799発です・・」
この衝撃があと2799回繰り返されることを裕美子さん自身の口で言わせ、身体だけでなく奴隷の心をどこまでも抉られるのが、達也様の恐ろしさなのです。