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貸出奴隷 裕美子
第4章 お屋敷の家畜奴隷
「これは美樹といってな、俺以上の筋金入りのサディストだ。お前をきっちり躾けてくれるから楽しみにしていろ」
美樹様とおっしゃるその女性は、絵里様と同じくきっちりとしたビジネススーツを着用され、そしてその手には、打たれるとその先端の細い部分が身体に巻き付いて皮膚を切り裂くような痛みのあるタイプの一本鞭をお持ちになっていました。
細くて長い一本鞭、編み込みで重量のある一本鞭、そして乗馬鞭。両手吊りの無防備な裕美子の身体に、この3本の鞭が同時に放たれるのだということがわかりました。
「あなたが裕美子ね。初めましてのご挨拶に、思い切り打ってあげるから、きちんと感謝して受けるのよ」
絵里様は私のことを「裕美子さん」とお呼びになりますが、美樹様は「裕美子」と呼び捨てにされました。
「・・・は・・はぃ、美樹様・・どうか裕美子に・・・厳しい鞭を・・お願いします・・皆さま・・・裕美子に・・裕美子に鞭をくださぃ・・」
吊られたままの不自由な身体で、そしてこれから始まる鞭打ちの恐怖に慄(おのの)きながら、ようやくそれだけ申し上げました。