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貸出奴隷 裕美子
第4章 お屋敷の家畜奴隷
「ああっっ・・・・あぐっ・・・あっ・・うぐっっ・・」
3種類の鞭が空気を切りる音、それが裕美子の皮膚にはじける音、そして裕美子の悲鳴。それらが絶え間なく入り混じって、お屋敷の玄関ホールに響きます。お1人からいただく鞭であれば、それがどんなに強烈な打擲(ちょうちゃく)であったとしても、打たれた瞬間の痛みがスーッと引いていき、そこに次の打撃が与えられるという感じですが、3人の方がそれぞれ連続して鞭をくださいますので、鞭の衝撃が和らぐ暇(いとま)がありません。瞬間瞬間の鋭い痛みがすべて連なってずっと続いて行くのです。
「ぎゃっっ・・・うっ・・あっ・・ありがとう・・・ござい・・あがっっ・・あっ・・」
鞭をいただいているお礼を申し上げなければ・・・そう思いますが、それを言い切る余裕もなく、嵐のような鞭が裕美子に降り注がれ続けます。涙と鼻水で顔はぐちゃぐちゃになり、皆さまのお姿も、飛んでくる鞭も見えません。打たれて身を捩るとつま先が床から離れ、伸ばした両手だけで吊られた状態になって、それもまた裕美子を苦しめます。
気が遠くなりかけたとき、鞭の嵐が止まりました。