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第6章 美樹の調教

一体何度繰り返されたのか、どのくらいの時間がかかったのか、裕美子には分かりませんでしたが、後で絵里様が教えてくださったことには、800ccのお浣腸は10回にわけてようやく終わったとのことでした。

終了後、絵里様がぬるま湯で裕美子の腸内を洗浄してくださったようですが、その間は絵里様のご配慮で気付け薬は使われず、裕美子は気を失ったままでいました。少しでも、と、裕美子を休ませてくださったのです。でももしそんなことが美樹様に知れたら、裕美子はもちろん、絵里様も大変なことになるらしいのです。それほど、美樹様は恐ろしい方で、それだけに裕美子は絵里様の優しいお取り計らいに感謝しました。こちらに来て、僅かながらでも救われるような気持ちになったのは、これが初めてでした。