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甘くてやさしいキスをして
第4章 ふたりきりの夜
もうすぐ23時を回ろうかという時間にようやく資料は完成した。
「やったー!終わった~!」
もう一度資料の初めから目を通す。
「うん!なかなかの出来!」
主任から藍沢さんの話聞いてから、なんかエンジンかかっちゃったな。
私は疲れと共に充実感を味わっていた。
机に突っ伏して目を閉じる。
お昼からずっとパソコンと睨めっこしてて、気を張ってたから…あ~このまま寝ちゃいそう…。
「おい」
と、突然声をかけられ私は驚いて頭を上げた。