パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 彼女の素顔〈彼目線〉

side 藍沢悠斗


昨日のことがあってか、広瀬の様子は朝からおかしかった。

出社すると、営業部の部屋の前で緊張した顔で立ってたし、午前中は話しかけても一度も俺の方を見なかった。

午後から○○物産の交渉へ出掛けた。

今回ばかりは絶対に落とせない。
必ず成功させる。

広瀬の資料を手にし、気合いが入る。

そして無事、交渉成立となった。

会社に戻り、広瀬と一緒に主任に報告に行った。

今回は本当にこいつの作った資料のおかげで交渉成立したといってもいいくらいだった。

すると、主任が3人での祝杯を提案したので、彼女も強制参加させることにした。