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甘くてやさしいキスをして
第13章 ふたりの朝
「でも、昨日はだいぶ飲んでたし…。
私は大丈夫です。ひとりで帰れますから」
「翌日に残るほど飲んでねーよ」
「…ホントお酒強いんですね」
「ん~まぁ職業柄、飲みの席も多いから自然とね。
あと今日は適度な運動したから酒は完全に抜けてる」
……”運動”?…………っ!!
その意味が分かって、顔が火照る。
「くく………あははは。は~俺、広瀬をからかうの癖になりそう」
「…………っ!もーやめてくださいっ!!」
笑う藍沢に抗議の声を上げるも、
「だって、真っ赤になった顔が可愛いから」
と付け足して言った言葉にもう反撃出来なかった。
私は大丈夫です。ひとりで帰れますから」
「翌日に残るほど飲んでねーよ」
「…ホントお酒強いんですね」
「ん~まぁ職業柄、飲みの席も多いから自然とね。
あと今日は適度な運動したから酒は完全に抜けてる」
……”運動”?…………っ!!
その意味が分かって、顔が火照る。
「くく………あははは。は~俺、広瀬をからかうの癖になりそう」
「…………っ!もーやめてくださいっ!!」
笑う藍沢に抗議の声を上げるも、
「だって、真っ赤になった顔が可愛いから」
と付け足して言った言葉にもう反撃出来なかった。