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甘くてやさしいキスをして
第15章 初めの一歩
『家まで迎えに行く。19時ごろでいいか?』
『はい。大丈夫です』
『どこか行きたいお店とか食べたいものある?』
と藍沢が聞いたので、
『あの……もしよかったら私作りますから…』
……家に来て下さい。……って言えないっ。
すると
『へ~広瀬が作ってくれるの?楽しみだな。部屋、何号室?』
『あ、503号室です』
私が勢いよく告げると、
『じゃあ19時にお伺いします』
藍沢はくすくす笑いながら営業先に使うような口調で言った。
電話が終わると、私は大きく息を吐く。
はぁ……緊張した。
メニュー何にしようかな。買い物行かなきゃ。
私はよし!と気合いを入れて行動を開始した。
『はい。大丈夫です』
『どこか行きたいお店とか食べたいものある?』
と藍沢が聞いたので、
『あの……もしよかったら私作りますから…』
……家に来て下さい。……って言えないっ。
すると
『へ~広瀬が作ってくれるの?楽しみだな。部屋、何号室?』
『あ、503号室です』
私が勢いよく告げると、
『じゃあ19時にお伺いします』
藍沢はくすくす笑いながら営業先に使うような口調で言った。
電話が終わると、私は大きく息を吐く。
はぁ……緊張した。
メニュー何にしようかな。買い物行かなきゃ。
私はよし!と気合いを入れて行動を開始した。