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そそり勃たせる人妻
第1章 ゼンギは人混みの中から
やはり先ほどのは、わざとだったんだと確信した海老原はこの機にじょうじて親指で麻由美の指の背を撫でてみると、更に強く握り返されて心の中で(オォオ~)と感動の雄叫びを挙げた。
それなのに・・・。
!!!、不意に前にいた役員がこちらに振り返ったので、反射的に手をパッと放して二人の間に距離を作った。
顔では愛想笑いを浮かべているが、海老原は心内でチッと舌打ちをしたのに対し麻由美は小声で「ウフッ」と笑いをこぼしたようだ。
それを耳にして海老原は、あそばれたのかと感じた。
人混みの中でその人目を気にしながら、ましてや会社役員の目を盗んで手を触れ合い、握り合うことにスリルもあってか二人はすっかりそのゲームにはまり込んでいた。
寄り添っては手と手を絡めあい、また離れていくとほんの少しの間だけ開けてまたくっ付きあうとその繰り返し。
そうしている中で海老原はしっかりと繋ぎたい派なのだが、どうしてか麻由美の方は初めのように海老原の指を包み込むように握ってくることを好んだ。
それなのに・・・。
!!!、不意に前にいた役員がこちらに振り返ったので、反射的に手をパッと放して二人の間に距離を作った。
顔では愛想笑いを浮かべているが、海老原は心内でチッと舌打ちをしたのに対し麻由美は小声で「ウフッ」と笑いをこぼしたようだ。
それを耳にして海老原は、あそばれたのかと感じた。
人混みの中でその人目を気にしながら、ましてや会社役員の目を盗んで手を触れ合い、握り合うことにスリルもあってか二人はすっかりそのゲームにはまり込んでいた。
寄り添っては手と手を絡めあい、また離れていくとほんの少しの間だけ開けてまたくっ付きあうとその繰り返し。
そうしている中で海老原はしっかりと繋ぎたい派なのだが、どうしてか麻由美の方は初めのように海老原の指を包み込むように握ってくることを好んだ。