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そそり勃たせる人妻
第6章 パンティ狂争曲 ~麻由美の仕掛け~
手には黒い布を持っていてそれをすばやくクシュクシュと両手の中に丸めて収めると、その手をこちらからは見えないテーブルの下に隠して「はい」と部長のほうに差し出した。
「おっ、おう」とさすがに戸惑った顔の部長もそれでもそれを受取ったようだ。
「ちよっとぉ、なにやってるのォ」いちオクターブ高くなった声で髙木が騒ぎ立てる。
部長は受取ったご褒美を広げて見てみようとしたみたいだが、麻由美が「だめ、後で一人、こっそりと見てください。恥ずかしいんですから」と止めた。
「ぉう」と頷き、なにげにチラッと海老原のことを見た部長の目には“俺だけわるいなぁ”とばかりに勝者のような余裕が溢れていた。一連の出来事をキャキャキャと笑っている髙木に合わせて海老原も笑うしかない。
が、内心は超複雑だ。
腹立たしいやら情けないやらで自分の顔が引きつってないかを気にしながら、灰色の落ち込みの煙だけが体の中を充満していた。
「おっ、おう」とさすがに戸惑った顔の部長もそれでもそれを受取ったようだ。
「ちよっとぉ、なにやってるのォ」いちオクターブ高くなった声で髙木が騒ぎ立てる。
部長は受取ったご褒美を広げて見てみようとしたみたいだが、麻由美が「だめ、後で一人、こっそりと見てください。恥ずかしいんですから」と止めた。
「ぉう」と頷き、なにげにチラッと海老原のことを見た部長の目には“俺だけわるいなぁ”とばかりに勝者のような余裕が溢れていた。一連の出来事をキャキャキャと笑っている髙木に合わせて海老原も笑うしかない。
が、内心は超複雑だ。
腹立たしいやら情けないやらで自分の顔が引きつってないかを気にしながら、灰色の落ち込みの煙だけが体の中を充満していた。