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そそり勃たせる人妻
第1章 ゼンギは人混みの中から
見てるとちょっと妬けてくる微笑の横顔。
そんな麻由美を見ていたら(さっきのはもしかしてワザとじゃないのか)と勘ぐってしまう。
そうしたら海老原の脳裏に過去の部長主催の飲み会での、部長に隣にいつも座らされて肩に手を回されたりしている麻由美のこちらをチラッと見やる意味ありげな(どうするの?)目線や(助けて)目線が一挙に甦ってきて、(あいつも俺のことが好きなんじゃないか)と身勝手な思い込みがこみ上げてきた。
もちろんそんな思い込みの大前提には海老原の麻由美への思いがあってなのだが、意味のない休日出勤、勝手に動き回る役員の相手、人混みにこの暑さ。
そんなストレスもあって、また麻由美の手に触れてみたいとの欲求が抑えられなくなってきた海老原は、役員から今は離れたところにいる麻由美の横にスーッと歩み寄って並んでみた。
麻由美から甘い香水の匂いがほのかに鼻に香ってきて、トクッ、トクッと耳に自らの心臓の鼓動が響いてくる。
年甲斐もなく、女の手を触ってみようとするただそれだけで興奮してきた。
そんな麻由美を見ていたら(さっきのはもしかしてワザとじゃないのか)と勘ぐってしまう。
そうしたら海老原の脳裏に過去の部長主催の飲み会での、部長に隣にいつも座らされて肩に手を回されたりしている麻由美のこちらをチラッと見やる意味ありげな(どうするの?)目線や(助けて)目線が一挙に甦ってきて、(あいつも俺のことが好きなんじゃないか)と身勝手な思い込みがこみ上げてきた。
もちろんそんな思い込みの大前提には海老原の麻由美への思いがあってなのだが、意味のない休日出勤、勝手に動き回る役員の相手、人混みにこの暑さ。
そんなストレスもあって、また麻由美の手に触れてみたいとの欲求が抑えられなくなってきた海老原は、役員から今は離れたところにいる麻由美の横にスーッと歩み寄って並んでみた。
麻由美から甘い香水の匂いがほのかに鼻に香ってきて、トクッ、トクッと耳に自らの心臓の鼓動が響いてくる。
年甲斐もなく、女の手を触ってみようとするただそれだけで興奮してきた。