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脱出小説
第1章 あとがき(ネタバレあり)
話を戻してゲーム。
Flashゲームのひとつのジャンルに「脱出ゲーム」というのがありまして。
人気ジャンルなので、遊んだことあるって方も多いかと。
手がかりと閃きを頼りに閉鎖空間から脱出するゲーム。
良くできた物から多少強引なものまで、味は様々。
最近ではストーリー性のあるものなど、色々バリエーションがあります。
そして生まれたのがこの「脱出小説」です。
思いついたネタをそのままエイヤと形にしてしまったので、練り込みに物足りなさを感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
着想を得た瞬間の興奮たるや、自分ルールだった「一ヶ月休筆」を破ってしまうほどで、その節は関係各方面にご迷惑をおかけしてしまいました。
しかし、私が「自分ルール」にけっこう割と、或いは無駄に、やり過ぎなぐらい忠実であることをご存知の方には、それがどれほどの衝撃だったかご想像がつくかもしれません。
心に留めたまま休筆明けを待つには刺激的すぎる素材でした。
でも、そんな出会いにも感謝です。
「世の中、何がどう作用するのかって本当にわからないなあ」と感慨深いものすら感じたり。こう……因果っていうんですか? どーゆーふーになってんだと。それってどういう仕組みなの? と。
さて、この形式の発展系というのはあるはずなんだけど、また、その場合、どれぐらいの難易度が丁度いいのか、データがなくてよくわかっていません。
ネットで類似のアイデアを探して参考にしようとも思ったのだけれど、どう探してよいものやらわからず、仕方ないから自力試行錯誤。(ご存知の方いらしたら教えてください!)
意味が分かんないとか、簡単すぎるだろ! 調整不足!
そんなご意見もあるかと思います。
それは私の経験不足。すなわちこのタイプの作品に対する創作技法の未熟によるもので、しかし現時点で如何ともしがたい部分です。
そういうわけでそこはひとつ、軽~く。
おおらかな気持ちでトライしてみて下さい。
……あなたはもう、脱出できましたか?