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ふにゃふにゃ
第2章 ライバル出現?

女子とはいえ、彼氏となった自分の特権を使われるのは、やはり嫌悪感を感じる。

今のやり取りだけで、諦めるとは思えない。


「慎太郎さん、すぅちゃんの事を考えてますか?」


「ん…今後も絡んでくるのかなぁとか考えてた」


「後で考えて下さい。今は、二人きりなんですよ」


もう、顔が違っている。

友達といる時の顔から
彼女の顔…女の顔をしている。

慎太郎は、世那の頬に触れると軽く唇にキスを落とす。

世那とつき合い始めて数日、やられっぱなしだったが、慎太郎も自分から世那に触れるようになっていた。

もちろん
人前じゃない所でだ。


物足りなく感じた世那は
更にキスを深くする。

舌を絡ませ、世那は身体を密着させながら膝を立て、慎太郎の顔を包み込む。


「し、慎太郎さん…あっ!」


甘ったるく発せられた声に誘導されるように、慎太郎の手がスカートの中へと入ってきた。

太股を指が這い上がり
お尻で止まる。


「……声、抑えられるか?」


無言で頷く世那は、既に声を上げそうなのを堪えている。

そんな姿を見ながら、慎太郎は下着の隙間から指を滑り込ませた。


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