この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
制服を脱ぐ狼くんは。
第1章 *ノックの意味は*

荒い息を整えるように肩で息をする愛
夏樹はすでに愛のお腹に出した白濁液を
処理し着替えようとしていた。
『愛ってMだとは感じたけどまさか首絞められて喜ぶなんてね』
『なっ、うるさい!もう・・・高校生とこんなこと・・・』
『でもお願いしてきたよね?挿れてって』
クスッと笑ってお茶の入ったグラスを渡してくる。
『これからもよろしくね?愛』
これから?まだこんな関係を続けるってこと?
愛は戸惑いとこれからも年下の夏樹に
執拗に責められると思うとほんの少しだけ・・・
いや、本当はとても期待していた。
『明日もバイトあるから私は部屋に戻って寝ます』
なぜか行為をしたけど緊張してしまう。
それは夏樹の整った顔にもあるけど、二人きりの空間が・・・。
『えー寝ていけばいいのに』
『自分のベッドで寝たいの』
『わかったよ』
そいうって部屋を後にしようとしたときに抱きしめられた。
ふいに夏樹の香りが全身を包みこんできた。
体を離し夏樹はすごい至近距離でじっと見つめる
キスをされると思った愛はぎゅっと目をつぶる。
『首絞めちゃったけど痕になってなくてよかった』
そういって体を離す夏樹に愛は心の中でチェッとふてくされた。
『じゃあね』
ドアの方向に向き直りドアを開けて外に出た瞬間に腕をつかまれて
頭を抱えられキスをされた。
『ん・・・・誰かにみられちゃう・・・』
『愛、そういうの好きっしょ』
もう!と怒りながら自分の部屋に戻った。
これからどうしようという愛の悩みは増えていった。

