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制服を脱ぐ狼くんは。
第2章 *動く鉄の救世主*

『本当においしくて大満足だったぁ。ありがとうね、夏樹』
『俺も誰かとご飯食べるなんていつぶりかな』
ケーキを買ったにもかかわらずオムライスを平らげてしまい
ケーキはまた明日にでもってことになった。
『なんか変な感じだね、ただのお隣さんなのに
一緒にご飯なんかたべてるなんて』
『ご飯の前にもっと激しい恥ずかしいことしてたけどね』
そうだ!と思った時には愛の顔は真っ赤になっていた。
『愛、今日さ
ここで寝て行ってもいい?』
夏樹は今日ここに泊まると言い出した。
たしかに明日は日曜日でお互い休みだけど
さすがにお隣さんなのにここに泊まるってことは
またこの前みたいなことが・・・絶対あるってことで。
『俺寝て行きたいとしか言ってないのに
なんで愛そんなに真っ赤なの。
もしかしてまた犯されたいとか思ってる?』
『なっ!ちがいます!
泊まるのは別にいいけど・・・』
『じゃあ決まり!』
そんな流れで結局一夜を共にすることになってしまった。
夏樹との一夜はとことん長そうだ。

