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水蜜桃の願い
第3章 記憶の中の彼女
はあ……と唇を離し、点々と赤く色付いた内もも。
そして、そこを見つめる。
俺に向けて無防備に晒しているその部分。
男を知ってるなんて信じられないほど、無垢に思えた。
割れ目に指をあてればぬるっとしていて。
そのまま、力を入れる。
途端に、とぷりとさらにそれが溢れ出た。
や……と彼女が声を漏らし、俺は生唾を飲み込んだ。
すごいな……と思わず呟く。
指を離し、そのまま割れ目に親指と人差し指を当て、左右に開いた。
赤く充血したそこがあらわになる。
空いている指で潤みを掻き出すように弄れば、ぴちゃぴちゃとそこは派手な水音をたてながらさらに蜜を溢れさせてくる。
「やだ……あっ」
下着が汚れるわけだ──そう納得してしまうほどに。
もともと濡れやすいのか。
それともそれほどまでに感じているのか。
されるがままの彼女を見れば、快楽に耐えようとしているのか目を閉じて眉根を寄せ、シーツをぎゅっと掴んでいた。
戻した視線の先。もうぐちゃぐちゃなそこと、その蜜を纏いてらてらとした自分の指────。
興奮、した。
衝動のままに顔をそこに近づける。
指を離し、代わりに唇をつけ、じゅるっと音をたてて吸った。