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水蜜桃の願い
第4章 動き出した刻
欲しがってるのにいつまでも素直にならない彼女をいじめたくなる。
濡れている様子を卑猥な言葉で教えた。
顔を真っ赤にしながら力なく振られた首。
──まだ認めないの?
再度、指先で潤みを確認した。
さっきよりも明らかに濡れている。
こんなにも身体は正直なのに。
少し力を入れれば、そのまま蜜穴に指先が入りそうなぐらい、もうぬめっている。
割れ目にあてたその指を、上へとゆっくり滑らせた。
「────……!」
声もなく、また背中を反らせた彼女。
指先に感じている、既に勃起した彼女の敏感な部分。
ゆっくりと円を描くように捏ねた。
んっ、と漏れ聞こえる声。
唇を噛んでいるのか、必死で我慢しているのがわかる。
それはそれでそそられるけれど、それよりもっと、ちゃんとした反応が聞きたい。
スカートをめくり、腰にひっかける。
つけていた下着はサイドが紐のエロテイックなデザインのもの。
少し驚きながらも片側の紐をするりと解き、そこをあらわにさせるように少し布をずらした。
彼女はドアについたままの両手をぎゅっと握り、とん、と額をもそこに押し付ける。
深く吐いた息は震えていたが、脚をさらに開かせようとする俺の手には素直に従った。