パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 　甘やかな願い

気づいていることを口にすると、はっとしたように再開するしゃぶり。
なかを弄る指もそのままで、まるで、早く欲しいとねだられているかのようだった。
縋るような目付きにも、そう感じた。

言うまで、焦らそうか──そんな意地悪な気分になりながらも、俺だってもう我慢の限界にかなり近くて。
早くと思いながら、つん、と尖らせている乳首をきゅっとつねった。
びくん、と反応する身体に手応えを感じ、くにくにとそのまま苛めるようにそこを執拗に弄る。


「せんせ……も、欲し……」


……そしてようやく、彼女はそう言った。


仰向けに横たわる彼女の潤む蜜穴に自身を押し当て、ゆっくりと腰を進める。
狭いそこを押し広げるように、彼女のなかを侵していく。
彼女と、繋がっていく。

奥まで、もっと──その欲求は止まらず、その身体を抱き起こすようにしながら、下からぐい、と突き上げた。
一際高い声を上げ、ひくひくと身体を震わせながら彼女は俺の首に縋りつく。

そのまま、好き……と落とされた囁き。
耳に触れた、柔らかな唇の感触に、ぞくぞくっと、身体の芯から沸き上がるような快楽を覚えた。