この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
水蜜桃の願い
第5章  甘やかな願い


彼女の吐息。
艶かしく、熱い。
俺の中まで熱くなる。

ソファーに押し倒し、続ける愛撫。
そのまま身体中に口づけたくて、唇を離す。
途端に、やだ……と抗議する、唾液で濡れた艶やかな赤い唇。
苦笑しながら宥めるように、指先でそこをなぞると、彼女はその指を掴んだ。
そのまま、舌を這わせてくる。
視線は俺にむけたままで。

透子、と思わず声を漏らすと、唇を開き、ぱくりと指を咥え込んだ。
指への口淫──それはとても卑猥で、たまらなく俺の欲を刺激する。


「んっ……ふ……」


鼻と口から漏れる息が、そのいやらしさに拍車をかける。


「……やらしーよ、透子……」


たまらず、口にした。
深く息を吐き、なら俺も──と前触れなしにすでに大きく勃起させていた乳首を舐めあげた。


「……っく……!」


彼女の身体が、跳ねる。

考えてみたら、さっきのセックスでは彼女をちゃんと味わえていなかったと、舌に感じた硬い粒の感触に思い出す。


「んあんっ」


さらにひと舐めすると、声をあげながら掴んでいた俺の指にぎゅっと込められた力。
痛いよ、と伝えると、謝るかのように今度は優しくぴちゃぴちゃと舌を這わせて。


/406ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ