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レンアイ×トライアングル
第6章 反省 × ふたりの優しさ
「あの…私、お支払いせずに帰っちゃって…」
「あぁ、圭吾が払って行ったから大丈夫だよ」
と瀬戸さんは笑った。
「そうなんですか?」
「だから、唯ちゃんから貰うわけにもいかないな。アイツ、今日も来ると思うから、待ってたら?」
「…はい」
私は昨日と同じカウンターに腰掛けた。
「はい。今日はこれ」
瀬戸さんはウーロン茶を出してくれた。
しばらくすると、鈴木さんがやってきた。
私は立ち上がり、「お疲れ様です」と頭を下げた。