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レンアイ×トライアングル
第7章 動揺 × 鉢合わせ
タクシーの中でも唯はあまり喋らなかった。

部屋に入りスーツの上着を脱ぐと、唯の身体をギュッと抱きしめた。

戸惑っていた唯もそっと俺の背中に手を回した。

身体を離し、軽く触れるだけのキスをする。

「………ん」

俺は唯の唇を舌でこじ開けた。

「んん……!」

深いキスをしながら、唯の身体に手を這わす。

「……ん……はぁ」

唇を解放すると、唯は潤んだ瞳で俺を見上げた。


俺は唯の腕を掴んで、寝室へ連れて行った。

「ちょっと、侑っ!」

彼女をベッドに押し倒し、深いキスをする。

「んんっ」

唯は俺の胸に手を当てていたけれど、その手をベッドに縫い止めた。

キスの角度を変え、舌を絡ませる。

彼女の身体の力が徐々に抜けていく。

俺は唯の服をはだけさせながら首筋に、鎖骨にキスを落とした。

「……侑……シャワー……」
唯が息を乱しながら言ったが、

「いい」
と、俺は唯の口を塞いだ。
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