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レンアイ×トライアングル
第7章 動揺 × 鉢合わせ
「他にご注文は?」

「あ~……唯が食ってるの何?美味そうだな」

ほとんど食い終わってるけど……俺はメニュー表を開く。

「あぁ、唯ちゃんの食べてるのは特別メニューです。 よければお持ちしますよ。この店のオーナーの瀬戸です。どうぞよろしく 」

と笑顔で言った。

それから食事を済ませ、唯と店を出た。

「うまかった。店の雰囲気もいいし。よく行ってるの?」

「…………」

「もしかして怒ってる?」

「え?怒ってないよ。どうして?」
俯いていた唯が顔を上げた。

「それならいいけど。今日はあんまり喋らないな~と思って」

「そうかな…ごめん」

「……………………」

「唯……今日うち来るか?」

「……でも明日も仕事だし、疲れてるでしょ?」

「…………………」
「…………………」

「いいから、いくぞ」

俺は唯の肩を抱き、タクシーを呼び止めた。
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