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レンアイ×トライアングル
第10章 彼の願い × 彼の思い
「それで……今日俺に会いに来たっていうのは原田さんのこと?」
鈴木さんがビールを一口飲み言った。
「ええ」
「……鳴海くんは原田さんの恋人なんだろ?」
「恋人……でした。もう別れましたけど。
3ヶ月前、俺の転勤が決まって……一緒に行こうってプロポーズしたけど断られました」
「………………」
「唯とは元々大学の頃からの付き合いなんです。
出張でこっちに来て、大学の友人に会って……
唯の最近の様子を聞きました。
それであなたに会いに来たんです」
俺がこうして鈴木さんに会って話してること……唯が知ったら怒るだろうな。
でもほっとけない。
鈴木さんがビールを一口飲み言った。
「ええ」
「……鳴海くんは原田さんの恋人なんだろ?」
「恋人……でした。もう別れましたけど。
3ヶ月前、俺の転勤が決まって……一緒に行こうってプロポーズしたけど断られました」
「………………」
「唯とは元々大学の頃からの付き合いなんです。
出張でこっちに来て、大学の友人に会って……
唯の最近の様子を聞きました。
それであなたに会いに来たんです」
俺がこうして鈴木さんに会って話してること……唯が知ったら怒るだろうな。
でもほっとけない。