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最後の一色
第12章 15日目・・・そして夜

「あなた・・待って・・・あぁっ!」

ベッドに背をつける楽な体勢になりたかったのに、
康文は自分の体の上に美紗緒の体をのせたままその手で思うように撫でまわした。

荒く息をはく妻の感じように刺激されたのか、康文は美紗緒の下から抜け出ると、
美紗緒のパジャマを脱がし、下着を脱がし、裸にしてから自分のパジャマのズボンと下着を脱いだ。

十分な前戯はしてくれない。
だが美紗緒の泉は十分すぎるくらい濡れていたので、
夫の先端が擦れただけで受け入れられるくらい蜜を溢れさせた。

ゆっくりとした挿入に喉を反らせると、
はしたない喘ぎ声が寝室に響いた。


その後の康文の動きに、ついていけているのかわからないほど、
頭の中は白くなって、
意識がかすんでいった。



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