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最後の一色
第19章 最後の一色を足す日

だが涼輔は、これでもかというくらい時間をかけて美紗緒を濡らした。
唇の周りは唾液だらけになり、乳房の先も唾液でねっとりと濡れ、
泉の周りは愛の液で洪水となった。

「美紗緒さん・・こんなに僕のことを?」

「・・あなたのことを想うと・・こんなにも・・あふれて・・」

もう恥ずかしさなんて感じない。
とにかく今は、愛する男の証し、を体に感じたくて心は早っていた。


涼輔は確認するように指をすべらせてから、美紗緒の上に体を重ねた。
自然と開かれた女の太ももの間に割って入り、そして・・

やっと・・
欲望の塊を埋め込んだ。

切り開かれる力に声をもらしながら体を突っぱねる美紗緒を
押さえこむようにして上下させる。
そのリズムが次第にあってくると、2人は息の合った動きでベッドをきしませた。

歓喜の声をあげる美紗緒。
その唇を慌てて塞いだのは、風になびくカーテンに気づいたから。
開いた窓から情事の音を洩らさないよう唇を重ねた。

でも・・
蝉はわかってくれていた。
窓辺に止まって一際大きな声で鳴いた。

真夏の明るさの中で、むせ返る空気の中で、
2人は愛の行為に耽った。


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