この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
最後の一色
第1章 ため息の中で

新宿東口から歌舞伎町へとあてもなく歩く。

昼間の顔はただただ人がごったがえす繁華街、といった面持ちだが、
これが夜になるとどうなるのか・・

買物をしに来る客と違って、夜の快楽を楽しみにくる客達に対するイメージは、
騒々しさと荒々しさばかりが思い浮かぶ。
普段、夜歌舞伎町に来ることなどまずない美紗緒にとっては
未知の世界と言ってもおかしくないくらい、その顔を知らない。

だが、そんな不安を封印してまでこの街にやって来たのは、
何かしらの仕事が見つけられるだろうと、
ただそれだけの理由からだ。


バーやクラブなどの看板が縦に連なる雑居ビルを見つけては
1階の求人募集の掲示板を見る。
正直、やりたくはない類の仕事だが、
手っ取り早くお金を手にするにはこれくらいしかできない・・

美紗緒はホステス急募の文字をじっと見つめてはため息をついた。




/203ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ