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第5章 関係

「先生」

ショーツを穿き直した露葉は、項垂れた伊丹の傍らに寄り添う。

「すみません、目崎さ…」
「何で途中で止めるんですかッ!!」

「え？だって君が止めてって言っアガッ!?」
露葉は両手で伊丹の頬を挟み、強引に自分の方を向かせた。

「女の『やめて』を真に受けてどうするんです!?もっと強気で攻めてくれなくちゃ」

「でも、本気で嫌だから泣いたんじゃないですか？」