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シリウスの小説執筆方法論
第8章 小説を構成するもの
実は『台詞』の中で『描写』もできます。

「君、大きな目だね」

これ、台詞で相手の目を描写しています。
『台詞』の中で『説明』もできます。

「この壺はね、二百年前に作られたものなんだ」

これ、台詞中で、知覚では分からないことを『説明』しています。
また『描写』の中に『説明』が含まれる場合もあります。

『この二百年前に作られたという壺は、朝日を受けて輝いていた』

一文に描写と説明が入り混じっています。
これでは形式上の区別すら危うくなってきました。
私は小説を成すという、これらの分類の仕方を捨てることにしました。

私は“動き”を中心に小説を考えてみました。
動きを軸として、小説の文章が、どんな“役目”を持って書かれているかを探ろうと思います。


タケシは殴った。
マモルはそれを避けた。
タケシはもう一度振りかぶった。
その前にマモルが殴った。


これ、動きの描写だけです。
読めなくはないですが、この調子で小説がすべて書かれたなら、稚拙な感じを受けます。
ここに『説明』を加えます。
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