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タンバリンでできたオーロラ
第8章 魔砲兵姫ニミット2

「本当に……民の命を奪わないと約束するのね」

「俺様の目的はお前だけだ。お前さえ俺のものになるのなら他はどうでもいい」

「わかったわ……」

 力なく答える。

(これでいいのだ……この身と引き換えに救われる、多くの掛け替えのない命がある。それがせめてもの慰め……)

「よかろう!」

 ザナルの合図で、大きな十字架のようなものが運ばれ、台座の上に据えつけられた。鎖で繋がった筒状の拘束具のようなものがついており、魔物の兵がそれをニミットの腕に通す。

「くうっ! ぐあっ……」

 鎖が引かれ、ニミットがその支柱に磔となる。両腕を水平に伸ばした状態で爪先立ちをする格好だ。

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