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タンバリンでできたオーロラ
第8章 魔砲兵姫ニミット2
■夢の中で
「うっ……くふううっ……神よ、どうかお許し下さい……私にこの誘惑に耐える力を……」
隣で祈りのつぶやきがしていた。
声の主はシルヴァイスの修道女、アナスタシアだった。
同じように砲架にかけられ、接続器官に肉体を責められているのだ。
「夢……」
そうか、自分はいつのまにかまどろみ、淫夢のなかに囚われていたのだ。
壁際に並んでリリアン、ニミット、アナスタシアが砲架に磔となっていた。
アナスタシアはリリアンのように精神を屈従されられてはいないらしい。その抵抗の祈りの声の音がニミットの眠りを破ったのだ。
「うっ……くふううっ……神よ、どうかお許し下さい……私にこの誘惑に耐える力を……」
隣で祈りのつぶやきがしていた。
声の主はシルヴァイスの修道女、アナスタシアだった。
同じように砲架にかけられ、接続器官に肉体を責められているのだ。
「夢……」
そうか、自分はいつのまにかまどろみ、淫夢のなかに囚われていたのだ。
壁際に並んでリリアン、ニミット、アナスタシアが砲架に磔となっていた。
アナスタシアはリリアンのように精神を屈従されられてはいないらしい。その抵抗の祈りの声の音がニミットの眠りを破ったのだ。