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タンバリンでできたオーロラ
第13章 星の王妃さま
王妃さまは物わかりよく包丁をしまい、そして言われるがままパイナップルを植えました。
「これで良いのか?」
「はい。ありがとうございます」
「それで、どうなるのじゃ? パイナップルというのは木になるものではないのか?」
椰子の木みたいなイメージですね。
わかります。
「いいえ、違います。パイナップルはそもそも草でございます。白菜のようなものですから、これでいいのです」
「そうか」
とは言いつつ、王妃さまはネットで検索してみることにしました。
裏をとっておこうとしたのです。
王妃さまのインターネットは光回線でしたので、すぐに情報を検索することができました。