この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
 - 中
 - 大
 - テキストサイズ
 
タンバリンでできたオーロラ
第36章 セキュリティ・システム
果たしてそうなるだろうか?
装置によって引き起こされたまどろみに陥りながら、私はパスワードの設定を始める。
簡単に推測されるようなパスワードはよくない。
意味のある言葉や、誕生日。そんなのは絶対に駄目。
数字と文字との組み合わせ、それもできるだけ不規則なものがいい。
そして、可能な限り頻繁に変更しなくてはならない。
全部糞くらえだ。
変えるつもりもない。
私は永遠にただ一つの言葉を心に抱いて眠り続ける。
「愛している」と。
《セキュリティ・システム 了》
装置によって引き起こされたまどろみに陥りながら、私はパスワードの設定を始める。
簡単に推測されるようなパスワードはよくない。
意味のある言葉や、誕生日。そんなのは絶対に駄目。
数字と文字との組み合わせ、それもできるだけ不規則なものがいい。
そして、可能な限り頻繁に変更しなくてはならない。
全部糞くらえだ。
変えるつもりもない。
私は永遠にただ一つの言葉を心に抱いて眠り続ける。
「愛している」と。
《セキュリティ・システム 了》

 作品検索
 しおりをはさむ
 姉妹サイトリンク 開く


