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タンバリンでできたオーロラ
第6章 進路指導
こりゃ親御さんも悪いわな。
そりゃ呼び出さなアカンわ。
ナイスジャッジ。
俺は担任を褒めた。
「でもさー、おちんちんってカッコいいじゃないですかー」
……と、敬語で同意を求められましても。
「……カッコいいか?」
顔文字の(^^;)←こういう奴、口でも言えたらいいのになあ。
「カッコいいって! だって、大きくなるし、硬くなるし……物凄い憧れてたもん! アレわたしもついてたらいーのになーって!」
そして、ついには「なりたい」とまで?
「そーいうもんかねえ……」
「マジで! そーいうもんだって! これは男の兄弟がいる女の子だったら絶対だよ!」
嘘くせー。
まあ……なくは……ないかもしれないけど……うーん。
少なくとも俺の妹からは聞いた事ないけどなー。