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タンバリンでできたオーロラ
第6章 進路指導

「お湯かけたりして。うふっ」

 何思い出し笑いしてんだよ!

「お兄ちゃんもよくやらせたなー」
「仲良かったからねー」

 そういう問題だろうか。
 でもまあ小学生ならな。

「それでね、亀頭とかも凄く好きで」

 とかも……。

 突っ込むのはやめておいた。もう面倒臭い。

「……ハイ」
「アレもさ、なんか先っちょだけ分離して飛んでいったりしそうじゃん?」
「いや、その発想はなかったわ」
「マジで? 男の子ってそういうこと考えないの?」
「いや、他の奴は知らんけど、俺はそんなこと思わなかった」
「絶対、みんな考えてると思ってた」

 まあ、チンコミサーイルとかはあったかもしんない。でもアレは根本から丸ごとのイメージかな。

「千切れたら痛いと思うけどなー」
「じゃあなんでクビレがあるのよ!」
「クビレがあったら千切れても痛くないって発想がわからんわ!」
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