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偶数月☆
第5章 10月
そんな自分自身の感情をコントロールできなくて
あたしは席を立った。

だめだ。少し頭を冷やさないと。

お酒で火照る身体をトイレの手洗い場でハンカチを湿して
頬に当てて冷ます。

あー。気持ちいい。

やばいやばい。
これ以上、みんなの前で達也に接近しないようにしなきゃ。

「よし!」

軽く頬をパンッとたたきトイレから出た。

「七海」

静かに声をかけられたのはさっきまで斜め前に座っていた
マナブだった。

「びっくりしたぁ~。どうしたの?」
マナブは明らかにあたしを待っていた感じだった。

「七海、達也といまだに会ってるんだって?」
「え・・・うん」
「あいつ、大阪時代に付き合っていた彼女本気だっただろ?
こっちに戻ってきたときに別れたらしいけど
七海、そーゆーのちゃんと知ってるの?」

「・・・ん。知ってる」

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