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第2章 解放

それは私が大学に入学したばかりの頃、必死で友達に話しかけ、グループに入ろうとしていた時のことだった。

私は周りに出遅れないように周りの女の子たちに話しかけ、早く仲のいい一緒に行動できる人をつくろうとしていた。

たまたま仲良くなった子と仲が良かったのが祐君だった。

私は初めて彼を見たときから彼の爽やかな振る舞いに惹かれていた。

どうしてだかわからないけれど、彼と一緒にいるのが楽しかった。

でも彼は結局私の友達と付き合うことになった。

だから私も別のバイト先の男と付き合っていた。

私はバイト先の男と知り合ってから数か月で夜を共にした。

まだ二十歳にもなっていなかったし、初めての夜はとても緊張したのを覚えている。

三歳年上の彼の部屋で彼は私の服を優しく脱がせた。

私は初めて男の人の前で下着姿になった。

その下着は前々からデパートで買った高い下着で、その日のために用意したものだった。

「初めてなんです」と私が彼に打ち明けると、「そうだったんだ」と彼は笑みを浮かべて言った。

「初めての男が俺でいいの？」と冗談交じりに彼は言った。