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神様とのお約束
第1章 赤ちゃん
 家に帰ったママは比較的安定していた。
パパは残業を断って、ゆいとくんに会いに行く事を選んでくれた。
ママは出来るだけ母乳を絞ったけど、機械で絞るのは中々難しいみたい。
虚しくオッパイは張るけど、出し切れない感が残る。
でも、弱音を吐かないでオッパイの時間には絞って冷凍保存していたよ。

 ボクは天界の窓からその姿を見ていた。

 ゆいとくんに毎日母乳を届けるパパとママ。
ゆいとくんに会いに行って、ずっと眠っている時は残念そうな顔をしながらも、パパはビデオを回していた。
起きて目を開けている姿を見ると、パパもママも喜んだ。
看護師さんからもパパそっくりと言われるゆいとくん。
でもね、目を開けてる時の顔はママにも似てるってパパは思った。

 二人はね、お互いに似た子が欲しかったみたいだよ。
ゆいとくんの元気な姿が二人の支えだった。
パパは仕事が忙しくても、一日に一度ゆいとくんに会える事で元気を貰っていた。
時々、呼吸が止まって看護師さんにトントンされている姿を見ると、二人共不安な顔をした。
でも、『大丈夫、大丈夫』とお互いに言い合った。

 ゆいとくんがお家に帰るまでに、二人はいろんな準備をしていた。
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