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第5章 交わる

感じてる…感じてるよ、だって…


｢やだってばぁ！ん…っ空ぁ…！｣


こんなにも空がほしいんだもん…


｢絶対入れないで…っ｣


お願い、早く入れて…


｢イかさないでぇ…っ｣


めちゃくちゃにイかせて…


｢もぉ離して…！｣


離さないで。絶対に…


｢…上出来｣


いやらしく口角を上げる空。


…あ。


やばい…なんか。


｢…っふ、イかせて…っあ、イかさないで…っ｣


空が笑う。


｢お願い空ぁあ…っ絶対、絶対イかさないで！めちゃくちゃにしないでぇえ…っ！｣


｢…ふ、かーわい…あまのじゃく｣


｢空ぁあ…｣


｢ん…分かったよ。結のお望み通り…絶対イかしてやんない｣


｢…！？｣


そう言ってゆっくり抜かれた指。


｢やだ、何で…！？…そら、｣


空のシャツにしがみつき、懇願…しようとするけど。


｢…っ、｣


…どっちを、言えばいいの。


今、イかさないでって言ってイかせて貰えなくて、でもイかせてって言ったらイかせて貰えるの…？


…イかせてほしい、イかせてほしいのに…


｢…ふふ。ほんとはどう思ってる？結…｣


｢っ…｣


…イかせて。