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第2章 陥る妻

早速、部屋を出て車で
ホテルを後にしました。

男「私、趣味で声楽をやっているんですが
歌っても宜しいでしょうか」

いい声なので期待しちゃいました。

私「はい、是非、聴かせて下さい」

すると男性はクラシックの曲を
朗々と歌いだしました。

聞いてて物凄く気持ちイイです。

一曲、終わってウットリしていると
「お恥ずかしいです」
照れていました。

その仕草がとても可愛いです。

もう一曲、お願いしてしまいました。

またまた、ウットリして
豊かな気持ちになりました。

もう一曲、もう一曲と、
いつの間にか私の為の
ミニ・コンサートになっていました。