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ときめきに誘われて
第2章 陥る妻
部屋に入ると正面を向きあい。

優しく抱き締めてくれました。

そして、耳元で
「妙子さん、あなたはとても魅力的です」
囁かれました。

左耳がゾクゾクして左半身が
痺れたようになりました。

私「恩田さん♥」

本当に自然な形で唇が
合さって行きました。

醜男ですがカッコイイです。

あくまでも優しいキスです。

知らず知らずの内に舌と舌が絡み合い
激しくなって行きました。

何なんでしょうね。

この時、主人の存在も猛さんの存在も
私の心の中にはありませんでした。

恩田さんに早く愛されたい、
それだけを思ってちょっと
焦っている私でした。
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