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らぶあど encore!
第4章 サミット・イン・NAGOYA
「なあ!野村も行くよなっ!」
続けて小声で野村に囁く。
『いいか!北森と祐樹を絶対に二人にさせるな!これは絶対の俺らの使命だからな!』
亮介の有無を言わさぬ剣幕に、野村はたじろぎながら頷く。
「あ――楽しみだな――っ」
白々しくはしゃぐ亮介を景子がギロリと睨むが、祐樹にニッコリ笑いかけられて、途端に頬を染めた。
ほなみは思わず祐樹の手をつねった。
「――!」
顔をしかめる祐樹だったが、ほなみが頬を膨らませてそっぽを向いているのを見てクスリとした。
――可愛いなあ、と思ってしまう。
こんなに素直に嫉妬の情を出されると、嬉しくて仕方がない。
景子がマネージャーになって、ほなみが不安がっているのは知っている。
けれど祐樹には綾波がマネージャーでいるよりは景子が後任をしてくれる方が都合が良い。
綾波が側にいると、ほなみにいつちょっかいを出されるか、常に心配が付きまとうし、要らぬ嫉妬をしてしまうのだ。
続けて小声で野村に囁く。
『いいか!北森と祐樹を絶対に二人にさせるな!これは絶対の俺らの使命だからな!』
亮介の有無を言わさぬ剣幕に、野村はたじろぎながら頷く。
「あ――楽しみだな――っ」
白々しくはしゃぐ亮介を景子がギロリと睨むが、祐樹にニッコリ笑いかけられて、途端に頬を染めた。
ほなみは思わず祐樹の手をつねった。
「――!」
顔をしかめる祐樹だったが、ほなみが頬を膨らませてそっぽを向いているのを見てクスリとした。
――可愛いなあ、と思ってしまう。
こんなに素直に嫉妬の情を出されると、嬉しくて仕方がない。
景子がマネージャーになって、ほなみが不安がっているのは知っている。
けれど祐樹には綾波がマネージャーでいるよりは景子が後任をしてくれる方が都合が良い。
綾波が側にいると、ほなみにいつちょっかいを出されるか、常に心配が付きまとうし、要らぬ嫉妬をしてしまうのだ。