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らぶあど encore!
第4章 サミット・イン・NAGOYA
「……うるさいなあ……こんな時に」
祐樹はチッと舌打ちすると、ほなみの髪をクシャリとしてスマホを取った。
亮介からだ。
――ああ、そう言えば、皆で買い物に繰り出す話をしたんだっけ……
どうしようか、と一瞬考えるが、ベッドで所在なげにしているほなみを見て、祐樹は心を決めて電話に出る。
「亮介?……うん。ゴメン。俺ら、行けないわ。……ん?ホント悪いな!
俺ら二人共腹痛だとでも言っといてくれ!じゃな」
祐樹は電源を切ってしまった。
――亮介達は景子の相手をするのに神経を遣うだろうな。
けれど、皆ゴメン。
今、俺の最優先事項はほなみなんだよ。
祐樹はチッと舌打ちすると、ほなみの髪をクシャリとしてスマホを取った。
亮介からだ。
――ああ、そう言えば、皆で買い物に繰り出す話をしたんだっけ……
どうしようか、と一瞬考えるが、ベッドで所在なげにしているほなみを見て、祐樹は心を決めて電話に出る。
「亮介?……うん。ゴメン。俺ら、行けないわ。……ん?ホント悪いな!
俺ら二人共腹痛だとでも言っといてくれ!じゃな」
祐樹は電源を切ってしまった。
――亮介達は景子の相手をするのに神経を遣うだろうな。
けれど、皆ゴメン。
今、俺の最優先事項はほなみなんだよ。